アップルが1最新iOS、iOS 10へのアップデートを公表していました。
これによると、11月27日時点でiOS 10を搭載しているiPhoneなどのiOS端末は全体の63%とのこと。
先月の同日の60%から3ポイントアップしたことになります。
一方、iOS 9.xを搭載したiOS端末の割合は29%と前月から3ポイントダウン。
ちょうどこの分がiOS 10に移行したと言った感じでしょうか。
ただ、iOS 9の昨年同時期の普及率はすでに70%だったとのことなので、iOS10の普及ペースはiOS9よりも1割ペースが遅いということになります。
今思うとiOS 9(特に後半バージョン)は比較的不具合も少なく安定していた印象ですが、iOS10は何かと不満・不評の声が多いのも事実。
こういった口コミを受けてアップデートを躊躇しているユーザーが多いのかもしれませんね。
特にiOS 10ではリリース直後からバッテリー持ちが悪化したという声が多数あがっており、現時点ではお世辞にも評判の良いOSとは言えません。
今後iOS 10.2、iOS 2.xあるいはiOS10.3へとバージョンアップされるにつれて徐々にバグは潰されていくとは思いますが、バッテリー消費問題に関しては結構OSの根本的な設計の問題である場合が多そう(iOS 8がそうでした)なので、あまり期待はしない方が良いかもしれません。